逮捕当時30歳過ぎたばかりの西さんには、
3人の幼い子供と妻、そして年老いた父がいました。
身に覚えのない罪によって、彼は子供の成長を間近で見守る大切な時間や、
親の死に目に駆け付ける機会を奪われ、常に死の恐怖と対面する監獄へと追いやられたのです。